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夕凪の書留所

ただのヌルゲーマーの日記帳です

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死を身近に置いている人と一度死んだ人の物語(Fascinateを振り返って)
新年迎えたら抱負だのなんだので早めに記事書こうって思っていたのですが、気付けば3月になっていました。
これも全部仕事ってやつのせいなんだ。許さねえぞ弊社ァ!


さて、去る2/26に私がお世話になっているゲーム、アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージにて新イベントの予告がありました。
誰が何を歌うのか?そんな気持ちで予告を開いたプレイヤーの前に出てきたのは



知らない声と知らない名前。

まあ揉めましたよね。新アイドル追加されるのは12月のライブで予告されてましたしモバで3人入ってましたけど
本当に声付きで放り込む奴がいるか!って、そんな状態でした。自分もそう。
でも予告の文章が「こう書いたら荒れるのなんて分かってるはずなのに」挑戦的だなと感じたのと、実際にイベントコミュと個人コニュを見て何かを感じたので
ちょっと整理してみようかなと思ったのが今回の概要です。わー。


まず、イベントコミュ全体について。
人によって感じ方はそれぞれだとは思うんですけど、全部見て最初に思ったのが「このライター、スタートラインまでのレールだけ敷いて帰りやがった……!」でした。
というのも、5話使って書いたのが黒埼ちとせと白雪千夜がアイドルとして舞台に立つまでの過程「しか」やってないという。
基本担当絡みのコミュ以外はあまり読まないマンなのでこれが合ってるかは分からないんですけど、デレステのイベントコミュって登場するアイドルはモバマス・デレステ問わず何らかの経験を踏まえてて、そこからユニットや曲を通じての成長を書いてるんですよね。
けど、今回はそうじゃなくて、完全に0からのスタート。
何故か?と聞かれたら答えは簡単で、「黒崎ちとせも白雪千夜も何も持っていないから」なんですよね。
7年も続いてるシンデレラの歴史の中で、モバマスで先に入った3人を除いて何かしらの積み重ねがある他のアイドルとは違い、2人にはこれ!と言えるものがない。本当に生まれたての状態。
そんな中でいつもと同じようなコミュ展開をしても当然ながら何も起こらない。だからこそこの形になったのかなと思います。
全話を通して行ったのは二人がもう一度人として、アイドルとして飛び立つための下準備なのかなって。
特に違うなーと思ったのは3話の杏が千夜にユニットについて話す下りですかね?あのシーン滅茶苦茶好きなんですよ。

…あと恐らくですけど、近いうちにモバマスの3人も似たような形でイベントがくるのかなと。楽しみですね?


次に2人のお話。

まずは黒崎ちとせ。
見た目のインパクトは強いし貴族の生まれでもあるけど、兎にも角にも凄く素直で、調子乗りで、かつ頭の回転が速くて、基本誰に対しても信頼が厚いという。
更には一人の時はPをよく分からないけど誘惑したり黒魔術を使える人から出会いを予言されてたとか言い出すトンデモウーマン。書いてて思ったけどこの人あまりにデキすぎでは?俺の代わりにプロデューサーやったら大成しそう。
でも身体が強くなくて、先が長くないと思っている面もあってだからこそ今を楽しみたいし、それと同時に従者にも幸せになって欲しいからプロデューサーに従者の今後をお願いだってする……うーん、ズルいなあ。
でも個人的には死を受け入れているというよりも死を身近なものとして常に感じているような印象を受けました。彼女のこの考えが覆ることはないと思うので本当に死がやってくるまでに彼女をどうしたいのか?ってのを一緒に見つけられるのかが今後のテーマになりそうだなと。


次に白雪千夜。
彼女は真逆で過去の出来事から一度何もかもを失いそこから黒崎家に仕えて主を絶対的な存在として生活している人。狂信的とも言えるのかな?
コミュの端々から感じ取れる通り、行動原理がちとせ全振りで自分に対する評価が滅茶苦茶低いというか、人として死んでない?って思うことすらあるというか……まあ、彼女の境遇を考えると今こうして生きているのが奇跡だって思っていたのかなって。
でも、苗字の下りや燃えていく夢の話を考えるときっとどこかに蓋をした昔の自分がいて、いつかまた……と思ってた節もあったのかなと。物としては全部失っても記憶や思いって残りますしね。
だからこそちとせは自分の元を離れて羽ばたいてほしいと思ったのかもなあと。うまく言葉にできないけど、彼女もまた「これからどうしたいのか?」を見つけるのがテーマになるかなと感じました。
プロデューサーへのお前呼びはまあ最初の印象が悪すぎたから仕方ない( クラスメイトとは普通に会話してるし杏とも2回目は普通に話してるし言われるほど冷たい人ではないですね。


自分なりに感じたことをまとめてみたけど、こうしてみると二人はあらゆる面で相反しているなあとは。互いに相手を思う部分はあるけど方向性は違うし。
ただ、「死との向き合い方」と「アイドルを通しての自分のこれから」については似ている部分があって。そこについては運営が二人に共通して与えたテーマなのかなと。
そこに到達するための誘導をするためのイベントだったのかなと思いました。
二人とも設定は重いけど、やってることはアイマスなんですよね、ええ。


冒頭にも書いた通りやり方についてはハッキリ言ってとても挑戦的であり、反発を招いたのも事実です。コミュも見方によってはメタととれる発言や、そもそもメタだろって発言もあるのでそこに疑問を覚えるのも不思議ではないと思います。
でも今回のメタっぽい発言は今後モバマスの3人を取り上げる際にも必ずぶつかる部分ではあるし、「デレステ」でやったから色々言われたのかなと思わないこともなかったので遅かれ早かれやる必要はあったのかなとは思いました。
ただ、何でもかんでも運営許さねえから新しいアイドルも許さねえで謂れの無いことを吹っかけられるのは見ていて辛いので(担当も被害にあったことがあるので)今回の記事を書いた次第です。
まあ運営絶対許さないマンが態々この場末の記事開いてここまで読んでるとは思わないけど……

一つだけ確実に言えるのはこのイベントのコミュについてはネットで散らばっている画像だけ見てもやりたいことは10%も読み取れないってことです。
草動画にあるまとめでも、いつかやってくるコミュ開放後に鍵使ってボイス無しでもいいので触れてみてくれるといいなと思います。
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